デジタル資産の終活方法/デジタル遺品研究会ルクシー
2019/09/20
デジタル遺品はヘンに怖がらず、冷静に最小コストで対応を
写真立てで微笑む故人を眺めて思い出を浸るのと同じように、故人のスマートフォンに保存された写真を開く。預金通帳を開いてお金のやりとりを調べるのと同じように、ネット口座の履歴を辿る。
アナログとデジタル。姿形は変わっても、資産としての大切さは何も変わりません。
しかし現状、デジタル資産の持ち主が亡くなった場合、端末のロックが開けなくて手出しが出せなくなったり、通信やオンラインサービスの契約解除の手続きが企業ごとに異なり難儀を極めたりと、デジタル遺品特有の問題が生まれているのも確かです。
これらの問題は、デジタル資産を提供する業界側の環境整備が進めば大部分が解消されると思われますが、それを待たずとも持ち主の日頃からの備えによって解決できることは多いです。
たとえば、「スマートフォンのロック解除キー」と「ネット上の金融資産の口座情報」の2つを紙にして実印などと一緒に保管しておくだけでも、万が一の際に家族の手間や心労を大幅に軽減できます。そうやって誘導することで、できれば隠しておきたいデータがあった場合も、不意に触れられるリスクも抑えられます。
私たちデジタル遺品研究会ルクシー(LXXE)は、そうした実践的な方法を研究するために結成しました。絶えず変化するITとデジタルの世界で最新情報を調査し、業界に提言しながら消費者に効率的な対策を発信していきます。そして、最終的にはデジタル遺品が普通の遺品と同じように扱える世の中になることが目標です。
デジタル資産の生前準備方法を知りたい方やご家族が遺したデジタル遺品にお困りの方、組織としてデジタル遺品について正しい対処法を知りたい方など、個人法人を問わず多くの方からのお声がけをお待ちしております。
個別相談からセミナー開催、プロジェクトにあわせたコンサルティングなど、ご相談内容に応じて最適なアプローチで向き合います。
会是は「デジタル遺品を普通の遺品へ」。
どうぞよろしくお願いいたします。
デジタル遺品の誤解トップ5
2018年6月28日、パシフィコ横浜で開催された「フューネラルビジネスフェア」にて登壇、発表した「デジタル遺品の誤解トップ5」。ダイジェスト動画を公開させていただきます。ぜひご覧ください。
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